メンバー紹介

代表理事:安藤紀子(司法書士)

 

皆さま、はじめまして。

おひとりさまリーガルサポートの代表理事、司法書士の安藤紀子と申します。

主に遺言や後見、家族信託、死後事務委任に関するご相談と、広報やPR活動を担当しています。

 

パソコンインストラクター、一般事務、銀行事務などを経て、平成28年に司法書士事務所を開業しました。

仕事以外にこれといった趣味はありませんが、ヨガやピラティス、岩盤浴等で汗をかき、身体を整えるのが唯一の楽しみです。

 

 

私がおひとりさまのサポート業務を取り扱うようになったきっかけは、ある一人の女性Aさんからの相談でした。

 

86歳になるAさんは、3人きょうだいの一番上で、生涯独身で子どもはなし。

認知症の両親を長年一人で介護して見送り、その後、同じく独身子なしの弟と妹も認知症になり、彼らの介護もして見送りました。

 

そして、家族全員を見送った後、

「自分が認知症になっても面倒をみてくれる人がいない」

という事に気付きました。

1度考え始めると、次から次へと不安が湧いてきたそうです。

 

「誰が病院へ付き添ったり施設を探したりしてくれるのか?」

「お金は誰に預けたらいいのか?」

「死んだら誰が葬儀や納骨をしてくれるのか?」

「家の片づけは?」

「残った財産はどうなるのか?」

 

はっとしました。私もAさんと同じ、独身子なしの『おひとりさま』です。

 

「自分のことはなんでも自分で決めてやってきた。“立つ鳥跡を濁さず”。最期についても自分で決めたい、誰にも迷惑をかけず綺麗に消えたいんです。」

というのがAさんのご希望でした。

 

その方法として、「後見人制度」「尊厳死宣言書」「死後事務委任契約」「遺言」などのプランをご提案し、これらの準備を全ておこなった結果、「自分の後じまいについて、ずっと気になっていたけど、これでやっと安心して残りの人生を満喫できます!」と、とても喜んでいただけました。

 

見守り、財産管理、通院・診察の付添いから、最期のお看取り、葬儀納骨、死後事務と遺言の執行と、Aさんとの一連のかかわりを通じて、『おひとりさま』の“ちゃんとしたい”のニーズに、“ちゃんと応える”ことを自身のライフワークにしていくことを決意しました。

 

いろんな意味で孤独を感じる時代でもありますが、そんな中でも、おひとりさまの困りごと、お悩みを解決する答えを一緒に見つけていきたいと思っております。まだまだ生まれたての未熟な組織ではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

所属:DCT司法書士事務所(外部リンク)

 

理事:青葉洋明(司法書士 / 土地家屋調査士

 

はじめまして、理事の青葉洋明です。

当法人のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

普段は主に司法書士業務を中心にお仕事をさせて頂いています。 

 

皆さまは、『司法書士』というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか? 

よくわからないけど難しそう?

なんだか堅苦しそう?

何をする仕事かわからない?

『カバチタレ』の人ですよね?(それは行政書士…)

 

おそらく9割以上の方のイメージはそんなところだと思います(苦笑)。

 

私は、日々の仕事やお付き合いを通じて、そんなイメージを少しでも変えていきたいと思っています。司法書士の認知度を高めるだけでなく、心理的なハードルを下げ、身近で、相談しやすい存在でありたいと思っています。

 

従前の司法書士のメインの業務は、いわゆる『登記業務』や『相続関係の手続き』でした。不動産の名義変更や、会社関係の法務局への届出などです。

 

しかし、近年、司法書士の行うことができる業務も徐々に拡大してきました。

特に、相続という分野に関連して、従前の、『亡くなった後の相続手続き』だけではなく、『生前からの相続対策』、さらには『その一歩前の老後の対策』といった分野について、司法書士が幅広く活躍するようになってきています。

 

実際に私の日々の業務でも、ご自身やご家族の将来の不安や心配事についてのご相談を受けることが日に日に増えてきています。中でも、「いざというときに周りに頼れる家族がいない」「友人、知人はいるが、同世代なので将来的なことは頼めない」といった、いわゆる『おひとりさま』からのご相談も多くいただくようになりました。

 

これらの方の多くは、「目の前のピンポイントでの不安」というよりも、「将来にわたる長期的な不安」を感じており、それらを解消するためには、事務的に書類を作ってハイ終わり、という形では不十分なのではないかと感じるようになりました。

 

他に頼るところがなく、ご相談に来られた方1人ひとりと向き合い、その後も長く一緒に伴走していくためには、自分1人だけでは力不足だと思い、志を同じくする有志と当法人の立ち上げに至りました。

 

一般の方にとって、法律的な用語はとかく「難しく」、「わかりづらい」内容がほとんどです。

そういったお話を、少しでも「簡単に」、「わかりやすく」お伝えすることを第一に心がけています。

 

皆さまと家族になることはできないかもしれませんが、日々の不安に、一緒に悩み、考え、一歩前に進むお手伝いができればと思っています。

 

手前味噌ですが、当法人には、皆さまの些細な心配事にも真摯に対応してくれるメンバーが揃っています。お気軽にお声かけ下さい!

 

所属:司法書士法人小川合同事務所(外部リンク)

理事:福村雄一(司法書士)

 

おひとりさまリーガルサポートのホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

はじめまして、司法書士の福村雄一です。

 

日頃は大阪と京都で業務を行っていますが、地元は兵庫で、大学時代は神戸で過ごしました。ですので、京阪神エリアに縁がある司法書士ということになります。

 

普段は、不動産登記手続の他に、相続手続、遺産承継手続、遺言作成支援といった相続関係の業務や、家族信託といった財産管理の仕組み作りのご依頼を多くいただいています。

成年後見業務にも取り組んでおりまして、業務を眺めてみると、生前から亡くなった後までを伴走させていただく機会も多くなってきました。

 

顔の見える関係を築いて、何度も繰り返しご依頼をいただける、ホームドクターのような司法書士を目指しています。

 

ホームドクターといえば、私が業務の他にエネルギーを注いでいるのが、医療・介護の業界との法律関係者の連携強化の取り組みです。

 

私には、亡くなる直前の祖父との時間を満足に過ごすことが出来なかった苦い思い出があります。普段の業務で日常的に人の死と接していながら、恐怖のあまり、人生の最終段階を迎えた祖父と向き合うことができませんでした。

 

あの当時、医療や介護の現場の方々の技術や対応のイロハを知っていれば、もう少し豊かで穏やかな時間を過ごせただろうと思います。

 

専門的な事柄も「わかりやすく」、そして「さっそく明日から使えるもの」に。

 

医療・介護の関係者と共に学び、共にサポートし合う関係を築いて、地域で暮らす「あなた」に伴走していきたいと考えています。

 

おひとりさまリーガルサポートの一員として、医療・介護の関係者とより連携を深める研修会を開催する等、情報共有と情報発信を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

所属:司法書士法人山西福村事務所(外部リンク)

 

理事:宮西信一郎(司法書士)

 

皆さんはじめまして、司法書士の宮西です。

 

気がつけば、私も50代半ばの年齢になりました。

人生100年時代とは言っても、今のように元気でいられるのもあと20年くらいでしょうか。

 

私自身もそうであるように、人生の後半にもなると、ほとんどの人が、多かれ少なかれ何かしらの不安を抱えているのではないかと思います。

しかしながらその不安は、もしかしたら誰かに相談すれば解決できたり、少しは気持ちが楽になることもあるかもしれません。

 

私は、司法書士という法律の仕事を通して、「もっと早くに相談してもらえれば、より良い方法を取ることができたのに…」と思うことがしばしばあります。

相談をためらったり、時間がかかったりしているうちに、いわゆる「手遅れ」の状態になってしまってから切羽詰まってご相談に来られるケースは後を絶ちません。

 

こうした経験から、次第に「相談されるのを待っているだけはダメだ。」「自ら進んで不安を抱えている人たちの中に入って行かなくてはならない。」と思うようになりました。

 

私一人では大きな力にはなれないとしても、同じような思いを持つ仲間と連携して、しかも法人という形を取ることによって、安定的、長期的に皆さんのお手伝いすることができます。

 

こうした思いから、この法人の設立に携わることとなりました。

 

簡単なことではありませんが、当法人に参加している一人ひとりの思いを、皆さんに届けたいと思っています。

わたしたちの活動が、皆さんの不安を和らげる一助になれば幸いです。

 

所属:宮西司法書士事務所

 

理事:田中晴(司法書士)

 

はじめまして。司法書士の田中 晴(たなか はる)と申します。

 

私は、大学を卒業後、医療系の専門学校を卒業して、視能訓練士という国家資格を取り、大学病院で勤務をしていました。

 

退職後は、不動産会社勤務や母の介護など、様々な経験をしましたが、この司法書士という仕事に巡り合えて、回り道をしたけれど、本当に良かったと思っています。

 

 

 

司法書士の仕事を通じて、色々な方との出会いがあり、様々なお悩みがあることも知りました。

もちろん、私が司法書士であるがゆえにお話頂いたことがほとんどであり、おそらく、この仕事をしていなければ、聞くことはないお話だっただろうと思います。

 

多くは相続などのご相談ですが、家族関係は十人十色、色んな思いや事情があり、そこに1つだけの正しい答えがあるものばかりではありません。

でも、依頼者の方に寄り添い、最良の選択を一緒に探していけたらと思っています。

 

実は、私自身も子どもには恵まれず、いわゆる『おひとりさま』の一員です。

 

周りを見渡しても、親戚や友人の中にも、未婚で、高齢になってきた両親と同居しているといった、将来の『おひとりさま』候補が、本当に多いのです。

 

今は大丈夫だけれど、将来的には何かしら、皆、不安を抱えている…

 

私も何とか、そういった方のお役に立ちたいとは思うのですが、なにぶん私自身も若いとはいえない年齢です。一人では、十分な対応ができないかもしれません。だからこそ、同じ志を持つ仲間と連携することで、より皆さんに安心をお届けできると思います。

 

私事ですが、「晴」という名前は、「いつも心が晴れているように。」と、母が名付けてくれました。その思いのとおり、いつも辛いことも、明るく前向きにと心掛けてきました。

 

いつも笑顔でいたい。

そして、出会った人にも笑顔になって頂きたい。

 

一生懸命、皆様の応援団になりたいと思います。

 

所属:はる法務事務所(外部リンク)

 

理事:水上祐樹(弁護士)

 

~よりよい明日を共創する~

これを理念として神戸で弁護士をしている水上祐樹です。

 

頭が痛い、咳がとまらない、排尿時痛がするなど症状が出ているけれど、その原因が分からない。非常に不安、心配です。

このような時、私たちは、お医者さんに駆けつけ、処方箋、若しくは、外科的な手術により原因を除去してもらい、不安、心配を解消してもらいます。

 

これと同じように、日々の不安、将来の心配ごとなど、私たちの生活には悩みの種が尽きません。

 

「会社経営を長年してきたけれど、自分に万一のことがあった場合、会社を残し、従業員の生活を守ることができるだろうか…?」

「一人で過ごしてきたけれど、自分が認知症にかかった時、安心に生活できるのか、人に迷惑をかけずに生活できるだろうか…?」

「同姓パートナーと一緒に生活してきたけれど、自分に万一のことがあった場合、パートナーに世話をしてもらえるのか、パートナーに迷惑をかけずに済むのだろうか…?」

 

このような日々の不安、将来の心配ごとについて、法律の知識、知見を活かして不安や心配を解消し、よりよい明日をみなさんと共に創り出していく、このことが弁護士の役割と考えています。

 

現在、医療等の充実により、平均寿命が延び、健康寿命(日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分自身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間)との差が拡大しています。

また、性自認、性的志向は多様であることについて、ようやく社会全体が真剣に考えるようになりました。 

 

しかし、医療、介護等のケアが必要になった時の資産管理、資産承継に関する法制度、LGBTQにまつわる法制度は、未だ発展途上段階です。そのため、今を生きる我々が主体的に関わり、現在及び次世代に向けて、よりよい形に創造していく必要があります。

 

不安や心配ごとを抱える方に徹底的に寄り添い、医療、介護に加え、法的な観点からケアを行い、みんなが笑って過ごせるようにしたい、そのような仲間が集まった一般社団法人おひとりさまリーガルサポートにて、私もみなさまとよりよい明日を共創したく、このプロジェクトに参加しました。

 

私自身、休みの日は、妻と子ども二人(もうすぐ三人に)と笑って楽しく過ごしていますが、これからも同じように幸せに過ごしたいと思っております。

「幸せに生活したい」という、人が持つ普遍的な思いを、このプロジェクトを通して、より広くより深く伝播し、実現していきたいと思います。

 

所属:本田総合法律事務所(外部リンク)

 

監事:嶋田浩一(税理士 / 社会保険労務士)

 

神戸で税理士をしている嶋田浩一です。

 

普段は、法人・個人の税務申告や、相続税の申告、税務相談全般をしております。

 

私は、2006年からこの業界に入り、折に触れて経営者さまやその従業員さまなどと、税務や経営に限らず、様々な話をしてきました。最近は、特に婚姻関係や親族の付き合い、ジェンダーや価値観の多様化など、『家族・個人』のあり方が劇的に変動しているように思います。

 

一方、税をはじめとした社会制度は、残念ながらこれらの劇的な変動に対処できている部分とそうでない部分があります。

また、制度として大変複雑となっており、一般の方が理解するには困難なものとなっております。

せっかくの制度も、理解されていなければ、もっと言えば、知られていなければ、それは(その方にとっては)ないに等しい。

 

そこで、我々、税やお金の専門家である税理士の出番です。

制度を知ってほしい。理解してほしい。そして、困った時に頼ってもらえる存在になりたい。

 

『知らなかった』から『知っている』に。

『漠然とした不安』から『困った時に頼れる安心』を。

 

お力になりたいと思います。ご相談、お待ちしております。

 

所属:嶋田浩一税理士事務所(外部リンク)